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2022年 LPGAドライブオン選手権
期間:02/03〜02/05 場所:クラウン・コロニーCC

カットライン上から起死回生イーグル 古江彩佳は日米37試合連続で予選通過

◇米国女子◇LPGAドライブオン選手権 2日目(4日)◇クラウンコロニーG&CC(フロリダ州)◇6592yd(パー72)

古江彩佳が1イーグル1バーディ、3ボギーの「72」で回り、通算イーブンパー45位で米ツアーメンバーとしての初戦だった前週に続く予選通過を決めた。最後の予選落ちは2020年12月開催の「全米女子オープン」。予選カットがない日本ツアーの「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」、4日間72ホールで予選カットを行う米ツアー最終予選会(Qシリーズ)を含めれば37試合連続で予選落ちがない。

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34位から出たこの日は前半14番で3パットボギーが先行。16番、17番(パー3)でも2連続ボギーを喫した。「スタートからすごくしんどかった。パターのフィーリングが悪くて、(ボールに)順回転を与えられていなかった」

4ホールで3つスコアを落とし、予選通過圏外へはじき出されて迎えた18番(パー5)がターニングポイントになった。4mほどのバーディパットのラインをキャディのマイク・スコットさんと入念に確認。「フックだけど、意外と曲がる難しいライン。しっかり読んだ上で半分諦めじゃないけど、開き直った感じで打ったのが入ってくれた」と重苦しい流れに変化をもたらした。

通算イーブンパーとし、この時点でカットライン上に。無観客開催でコース内にほとんどボードはなく、スマートフォンでスコアを確認することも許されているが「カットを意識するよりは、きょうのスコアをイーブンに戻すことを目標にやっていたので…私、危なかったですか(笑)」。目の前の一打に集中力を高めることだけを考えていた。

必死のプレーが実を結んだのは5番(パー5)。フロントエッジまで201yd、ピンまで222ydという4UTのセカンドはフォローの風に乗り、イメージ通り花道から転がってピンそば2m弱にピタリ。イーグルで一気にスコアを戻した。

「きょうはあれだけ。距離感も抜群に良かった」という会心の一打で引き寄せた最終日のプレー。「(本格参戦から)2試合、まずまずできているのかな。最終日もうまくマネジメントして、自分のショットに自信を持ちながらやっていきたい」と気持ち良く2連戦を締めくくる。(フロリダ州フォートマイヤーズ/亀山泰宏)

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