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2022年 ゲインブリッジLPGA
期間:01/27〜01/30 場所:ボカリオGC(フロリダ州)

「トラブっていたけど良いスコア」 笹生優花は前週6位→3位のシーズン好発進

◇米国女子◇ゲインブリッジLPGA at ボカリオ 最終日(30日)◇ボカリオGC (フロリダ州)◇6701yd(パー72)

笹生優花が6バーディ、1ボギーの「67」をマークし、通算12アンダー3位でフィニッシュ。前週開幕戦の6位を上回る好成績で米ツアー初のフルシーズン序盤を滑り出した。

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4打差4位から「ほぼ自分のプレーに集中という感じでした」と目の前の一打にフォーカス。2番で10m超のロングパットを沈めて最初にスコアを動かすと、6番(パー3)でも下りの長い距離を沈めてバーディ。7番の3パットボギーもパー5の8番ですぐに獲り返し、9番でもバーディ。1つ後ろの最終組で優勝争いを演じるリディア・コー(ニュージーランド)とダニエル・カンに1打差と迫って、重圧をかける形でサンデーバックナインに入った。

パターでスコアを伸ばした前半から一転、後半はパーを並べる展開。それでも、ティショットを左に曲げた14番はレイアップしてからの3打目をピンに絡めてパーセーブ。16番(パー5)では、林の上を抜いたセカンドがグリーン右のバンカー内にある“浮き島”に止まった。

「『違うグリーンに乗ったね』って(中継スタッフの人に)言われました」と笑い、競技委員を呼んだ場面についても「キャディから『これはバンカー扱いかもしれない』って言われた。『いや、バンカーじゃないでしょ』って」。しびれる勝負の中でも笑顔を見せるゆとりがあった。

17番(パー3)、18番とチャンスを逃さず、上がり2連続バーディ締め。「トラブっていた中でも良いスコアで上がれた。良いゴルフをするのが目標だったので、それが達成できて良かった」とうなずき、「来週は来週で、また良いゴルフができるように頑張りたい」。フロリダ3連戦目となる「LPGAドライブオン選手権」(2月3日~/クラウン・コロニーCC)へ早くも気持ちを切り替えた。(フロリダ州ボカラトン/亀山泰宏)

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