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2022年 ゲインブリッジLPGA
期間:01/27〜01/30 場所:ボカリオGC(フロリダ州)

「もう23歳になっちゃった(笑)」畑岡奈紗は“後輩”古江彩佳の本格参戦に刺激

◇米国女子◇ゲインブリッジLPGA at ボカリオ 事前(25日)◇ボカリオGC (フロリダ州)◇6701yd(パー72)

開幕を2日後に控えたこの日からコースに入った畑岡奈紗は、米ツアーメンバーとしての初戦を迎える古江彩佳とともに18ホールを回った。古江のバッグを担ぐマイク・スコットさんは、2017年のルーキーイヤーに畑岡のバッグも担いでいた。

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「思い出話じゃないですけど、もう23歳になっちゃったんだなって(笑)」。軽妙なジョークで笑わせたが、高校を卒業してすぐに飛び込んだ異国の地での挑戦は過酷を極めた。心身ともに追い込まれる時間を乗り越えてきたから、世界トッププレーヤーの仲間入りを果たした今がある。

「私が教えられることは全然ないですけど…」と謙遜しつつ、米国ならではの長距離移動の注意点や、「冬でもゴルフができないほどの寒さになることはないのがフロリダのメリット」といった拠点選びのポイントなどを助言。昨季途中から加わった笹生優花に続く後輩プレーヤーの出現を「シンプルにうれしいですよね」と喜び、新たな刺激も受け取っている。

18ホールには指導を受けるゲーリー・ギルクリスト氏もついて歩いた。一緒に回ったケリー・タン(マレーシア)が指導を受けている関係で、フロリダに軸足を置いて活動する同コーチは前週に続くコース来場となった。長く特定のコーチという存在がいなかった畑岡がトーナメント会場で直接やり取りをするのは、まだまだ珍しい部類の光景。「去年のKPMG(全米女子プロ)が初めてでした。あとはCME(シーズン最終戦)、先週と今週…」と数えられるほどしかない。

「練習場だと、ほとんど平らなライからしか打たなかったりする。いろんなライからだったり、グリーン周りのラフからの打ち方だったり、コースじゃないと分からない部分もある。それを見てもらえるのはいいことなのかな」とオープンなマインドで調整を進めている。

4月の今季メジャー初戦「シェブロン選手権」を序盤のターゲットに据え「(メジャー前週)『JTBCクラシック』あたりからフィールドも144人になって本格的に始まっていく感じ。それまでに自分の自信のある状態にもっていけたら」。当地で開催された2年前には72ホール目まで優勝争いを演じただけに、早々に期待は高まる。(フロリダ州ボカラトン/亀山泰宏)

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