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2021年 米国女子Qシリーズ(2週目)
期間:12/09〜12/12 場所:ハイランドオークスGC(アラバマ州)

「難しいけど嫌いじゃない」古江彩佳は強風に“ワクワク”

◇米国女子◇Qシリーズ(2週目) 7日目(11日)◇ハイランドオークス (アラバマ州)◇6677yd(パー72)

強風の中でのラウンドは「どっちかというとワクワク」なのだという。古江彩佳は2バーディ、2ボギーの「72」とスコアを伸ばせなかったものの、時折突風も吹く難しいコンディションでスコアを落とさずに通算16アンダー5位の好位置をキープした。

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「難しかったですけど、嫌いではない」と苦手意識を感じさせない根底には割り切った考え方がある。「回りやすいというか、計算をうまくすれば良い感覚はある。計算だけしっかりして、あとは信じて(打つ)ですね。風が変わったりもするんですけど、そこは仕方ないとは思います。(風と関係ない)ミスショットが一番ダメ」と説明する。

キャディと2人、頭をフル回転してプランを決めたら迷わない。集中力の高め方を心得ているから、ミスの連鎖が生まれにくくなる。結果的に風向きが変わって厳しい状況に追い込まれたとしても“仕方ない”と開き直れる芯の強さがある。

実際、大きくグリーンを外したのは左のバンカーに入れた後半16番だけ。「風というよりはパターでまた苦しんだので。バーディチャンスで結構短いのを外したりもしていたので、もうちょっといきたかったな」というのが本音だ。

読みとタッチがなかなか合わず、4番(パー3)のボギーは3パット。待望の初バーディは折り返しの9番(パー5)だった。グリーン上で惜しい場面ばかりが続いてもマイナスの感情を表に出すそぶりはないが、本人いわく「たまに出てると思います。きょうも(イライラは)あります(笑)」

トップのポーリン・ルッサンブシャール(フランス)は13番(パー3)でホールインワンを決めるなど、通算32アンダーまで伸ばして独走態勢。「あんまり結果は気にしてないので、あしたも自分のプレーができたらベストかな。一打一打、1ホール1ホールって感じですね」と最終日も我が道を行く。(アラバマ州ドーサン/亀山泰宏)

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