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2021年 AIG女子オープン(全英女子)
期間:08/19〜08/22 場所:カーヌスティGL(スコットランド)

畑岡奈紗は全英ベスト26位 悲願メジャー制覇へ「ステップバイステップ」

◇海外女子メジャー◇AIG女子オープン(全英女子オープン) 最終日(22日)◇カーヌスティGL(スコットランド)◇6850yd(パー72)

畑岡奈紗は4度目の「全英」では自己ベストとなる通算3アンダー26位でフィニッシュ。「全英に関しては一番良い順位で上がることができた。今週は収穫も多かった」と手応えを口にした。

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1イーグル3バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「72」。6番(パー5)でイーグルを先行させながら、7番でボギー、8番(パー3)ではダブルボギー。出入りの激しい内容にも、一打一打をひも解けば少しだけ声のトーンが上がる。

「かなり思い切ってバンスを削ってきた」というウェッジでしっかりスピンを利かせたアプローチを披露する場面もあり、「全英の硬い地面に対して苦手意識があったけど、払しょくできたかなと思う。リンクスで今年の経験を生かしていきたい」。過去3度出場して初めて予選を通過した昨年大会の64位が最高だっただけに、上位争いも見える位置で戦えたことが今後につながるという。

2016年のプロ転向時に「5年以内に勝ちたい」と区切った海外メジャー。「全米女子オープン」では笹生優花にプレーオフ惜敗と頂点に迫り、自身への期待値を上げた3週後の「全米女子プロ」では予選落ちを喫した。

「悔しい気持ちと『良くやったな』という両方の気持ちが、メジャーに対してある」と素直に明かし、「5年以内(に勝つ)という目標は達成できなかったですけど、もっと強くなりたいという気持ちが強くなりました。ステップバイステップで、これからも頑張っていこうかなと思います」。日本のエースとしての挑戦は、2022年以降も続いていく。

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