原英莉花(David Cannon/R&A/R&A via Getty Images)

◇海外女子メジャー◇AIG女子オープン（全英女子オープン） 2日目（20日）◇カーヌスティGL（スコットランド）◇6850yd（パー72）

全英初出場の原英莉花は3バーディ、1ボギー2ダブルボギーの「74」でプレーし、通算5オーバーの102位で予選落ちに終わった。

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3オーバー100位からスタートし、後半には予選通過圏内まで浮上したが、上がり2ホールで痛恨の2連続ダブルボギーを喫し「最後の2ホールが心残り。残念でならない」と声を震わせた。

「きょうは自分の中でティショットが納得いかなかったが、その中で残り2ホールを抜けば、きのうに比べればいいプレーができたかな」

前半2番でボギーを先行したが、6番（パー5）から連続バーディ。ティショットをピン左3mに乗せた13番（パー3）でもバーディを奪って通算1オーバーまで伸ばし、カットラインをとらえた。

しかし、17番と18番でダブルボギーをたたいた。「予選通過を意識しながらのプレーだったんですが、左からの風の中で、自分の体をコントロールできずティショットをふかしてしまった。セカンドショットもライが悪かったが、どうしてもパーを取りたい欲を出してしまって、ミスをしてしまった」と振り返った。

コロナ禍の中、初の全英挑戦は厳しい結果に終わったが、世界との距離を測る貴重な経験となった。

「ゴルフの発祥の地でプレーできたのはすごく楽しかったが、まだまだ自分が未熟と感じました。スポット（参戦）で気持ちを持っていく、そのコントロールがもう少し上手にならないといけない」と総括した。