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東京五輪女子代表候補 畑岡奈紗「子供のころからの憧れ。喜びと責任を感じる」

日本ゴルフ協会(JGA)は29日、最新の世界ランキングに基づく五輪ランキングで、畑岡奈紗稲見萌寧東京五輪女子ゴルフ競技(8月4日~7日/埼玉・霞ヶ関CC)の候補選手の認定基準を満たしたと発表した。両選手ともに初出場。

1番手として出場する畑岡は「目標としていた女子候補選手となれて、心からうれしく思います」と米ツアーでの戦いを経て喜びのコメントを寄せた。「子どもの頃から憧れていたオリンピックの舞台に日本代表として出場できる喜びと、日の丸を背負うことの責任を感じています。 オリンピックで自分の最高のパフォーマンスをお見せすることができるように、大会まで体調に気をつけて過ごしていきます」とキャリアを通じた大きな目標の舞台に立つ。

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2番手の稲見萌寧は今シーズンの爆発的な強さで五輪出場のチケットをつかんだ。「東京で開催される特別な五輪の候補選手になることができ、非常に名誉なことで光栄に感じています。2021年は、日本女子ツアーで5勝をあげることができ、自分が少しずつ成長していることを実感できています。これも日々サポートしてくださっている沢山の人のおかげだと思いますので、これに慢心することなく、感謝の気持を忘れないで、1日1日を大切に過ごし、応援してくださっている方々の期待に応えられるようなプレーをしたいと思います」と周囲の支援に報いるパフォーマンスを誓った。

女子コーチを務める服部道子はコメントで「畑岡選手、稲見選手は十分金メダルを狙える実力を持った2人です」と太鼓判を押した。「畑岡選手は長年、日本のエースとして女子ゴルフ界を引っ張ってくれていて、すべてを兼ね揃えた世界屈指のショットメーカーです。稲見選手は今年5勝、勝負強く大舞台で結果を残せる選手です。自国開催の地の利を活かして、彼女たちらしいプレーをすれば2人とも良い結果に結びつくと思います」

出場候補選手並びにリザーブ選手は、国際ゴルフ連盟(IGF)からのリストを受けたJGAのオリンピックゴルフ競技対策本部強化委員会での審議を経て、日本オリンピック委員会(JOC) 内での決定、発表をもって日本代表選手団の認定を受ける。

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