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英雄パッキャオが笹生優花を祝福 フィリピンも沸く
2021年 全米女子オープン
期間:06/03〜06/06 場所:オリンピッククラブ(レイクコース)(カリフォルニア州)
◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 最終日(6日)◇オリンピッククラブ(レイクコース) (カリフォルニア州)◇6457yd(パー71)
笹生優花がプレーオフで畑岡奈紗に競り勝ち、大会最年少に並ぶ19歳11カ月17日で「全米女子オープン」を制した。史上初の日本人同士のプレーオフまで、1週間を戦い抜いた2人を写真とコメントで振り返った。
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同い年のアマチュア、アネカ・ソーマヌタファとリラックスした雰囲気で18ホールをラウンド。「出られるだけで、すごくうれしい。(結果より)経験とか楽しむ方に気持ちが行っています」と語った。
「これくらいの調子なら上に行けると思っているので、そこを崩さないようにだけ、していきたいです」と明るい表情で大会への抱負を語った。
前回大会は初日5位の好スタートを切ったが、今年も2アンダー6位と好調な滑り出し。「パターがちょこちょこ入ってくれました」と好スコアの要因を分析した。
前半を終えて3アンダーまで伸ばしたが、後半は「うまく流れをつかめなかった」と4ボギーとスコアを落として、1オーバー26位。首位と5打差で初日を終えた。
2日間のフェアウェイキープ率は50%で全体123位としながらも、深いラフをものともしないショットと、平均1.47のパットがさえわたり「残り2日もこんな感じでできたらいい」と話した。
「ショットとパットのかみ合わせがすごく良かった」と7バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「69」で通算1アンダーとし、首位の笹生とは5打差9位で週末へ。
「パターがなかなか思うようにいかなかった」と4バーディ、4ボギーの「71」。首位の座はこの日「66」で回ったレキシー・トンプソンに譲った。
立ち上がりを3連続ボギーとしながらも中盤にバーディを奪い返し、4バーディ、4ボギーの「71」。通算1アンダーに踏みとどまり、首位と6打差6位につけ「まだチャンスがある」と前を向いた。
序盤に連続ダブルボギーを喫しながらも「キャディがずっと私を励ましてくれて、それが力になった」と3バーディ、1ボギー2ダブルボギーの「73」でプレーして踏みとどまった。
序盤にダブルボギーをたたきながらも後半に巻き返し、3アンダー「68」で通算4アンダーとしてクラブハウスリーダーとなって、プレーオフに持ち込んだ。
プレーオフ3ホール目で笹生がバーディを奪い、競り勝った。「優勝できるなんて信じられない」と喜びを表現し、涙を流した。一方、畑岡は「6打差あったのをプレーオフまで進めたのは良かった」と評価し、悔しさを飲み込んだ。