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畑岡奈紗、切り替え可能なマッチプレーが吉と出る?

◇米国女子◇バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー 事前情報(25日)◇シャドークリークGC(ネバダ州)◇6777yd(パー72)

「プロになって、個人戦では初めて」というマッチプレー方式で戦う今週。畑岡奈紗は開幕前に2ラウンドをこなして、「コンディションも綺麗だし、すごく楽しそうなコース」と明るい表情で話した。

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今大会が開催されるシャドークリークは、2018年にタイガー・ウッズとフィル・ミケルソンによる10億円が懸けられた試合の舞台(昨年は「CJカップ」も開催された)。パブリックコースではあるものの、プレーフィーは600ドルで、プレー可能なのは月曜日から木曜日まで(他の曜日は特別な客のために確保されている)。MGM系列のホテルに宿泊することが条件で、ホテルからコースまではリムジンでの送迎付きというラグジュアリーコースだ。

砂漠地帯にあるために地面は乾燥して硬く、「8Iで普通は5ydくらいしかランがでないけど、10yd以上転がったりするところもある」と警戒する。それでも、コンディションは抜群で「グリーンの転がりもすごく安定していて、思ったところに打つだけかな」と、ストレスなくプレーすることができそうだ。

ショットは練習場では良いものの、コース上になるミスが出てしまうことが続いている。「1個のミスから、ズルズル行っちゃうようなところがある。ミスを減らしていければ良いけれど、そういうことが続いていて、引きずりがちになっているなっていうのはありますね」と、精神的な切り替えも課題に挙げる。

それでも、今週は1ホール、1ホールで勝敗が決まるマッチプレー。常に切り替えが求められるフォーマットを、プラス要素としたいところだ。(ネバダ州ラスベガス/今岡涼太)

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