パーオン率100%に“年イチ”ドライバー 渋野日向子「取り組み報われた」
2021年 ロッテ選手権
期間:04/14〜04/17 場所:カポレイGC(ハワイ州)
雨中の猛練習 松山英樹が歴史を変えた日、畑岡奈紗は
◇米国女子◇ロッテ選手権 初日(14日)◇カポレイGC (ハワイ州)◇6563yd(パー72)
世界中のゴルフを愛する人の関心がジョージア州オーガスタナショナルGCに集まった4月11日、畑岡奈紗は今大会の会場で練習ラウンドを行っていた。当地はグリーンに水が浮くほどの強い雨が降る時間帯もあった。多くの選手が引き揚げる中、畑岡は練習場での調整を続けていたという。
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「ポジティブな気持ちにさせられる。日本人でもできるというのを証明してくれた」と松山に敬意を表した畑岡。開幕から続いたショットの不振脱出へ光が見えてきた。アイアンショットで上からボールを打ち込めず、「(前戦)ANAインスピレーションではダフってダフって入るというのが多かった」
西海岸から1週間のオープンウィークを挟んでのハワイ転戦だったが、あえて拠点のあるフロリダへいったん戻り、かねて助言を求めることがあったプロコーチのゲーリー・ギルクリスト氏を訪ねた。「いままでの直し方では当てはまらない部分があったりした。いろいろ教えてもらって、自分でいままで気づかなかったところもあった。(フロリダに)戻って良かった」とうなずく。
前半7番(パー5)のダブルボギーこそあったが、「71」で2月の開幕戦以来となるアンダーパー発進。最終18番は納得の1Wショットから最後は3mのフックラインを沈めるバーディで締めくくり、「最後の獲り方は自分らしい獲り方だった。ここ何試合かはスタートからつまずいていた。この風の中、自分の現状を踏まえればまずまずかな」。1アンダー65位でのスタートにも顔を上げた。(ハワイ州カポレイ/亀山泰宏)
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