渋野日向子は前年覇者イ・ジョンウン6と同組に/全米女子組み合わせ
2020年 全米女子オープン
期間:12/10〜12/14 場所:チャンピオンズGC(テキサス州)
2週前にコースチェック 畑岡奈紗はテキサス連戦でメジャー獲りへ
◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 事前(9日)◇チャンピオンズGC (テキサス州)◇サイプレスクリークコース 6731yd(パー71)、ジャックラビットコース 6552yd(パー71)
同じテキサス州で開催された前週の「ボランティア・オブ・アメリカクラシック」を11位で終えた畑岡奈紗は、車でダラスからヒューストンへ移動した。「(拠点を構える)フロリダとも芝質がちょっと違う。芝も先週に慣れていくということで出ることにしました」。メジャー前週の大会でバミューダ芝の感触を確かめてきた。
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2週間前にプライベートで訪れ、2コースを1回ずつラウンドした。「距離は長くて、フェアウェイはまだ広い感じする。グリーンが大きくて傾斜もすごく強いなという印象がある」と語るサイプレスクリークコースに対し、「比べるとフェアウェイが狭い印象があって、ピン位置によってはフェアウェイからでも木が気になるところがある」とジャックラビットコース。会場入りした後はコースデータを頭にたたきこんだ。
長距離コースには「自粛期間中にトレーニングはして。飛距離も伸びてきた。それを生かしたい」とうなずく。「アイアンショットの調整がまだうまくいっていないんですが」と米本土でツアーに復帰した「ペリカン女子選手権」から得意にするアイアンショットにブレが生じ、開幕に向けて修正に苦心し続けてきた。
未勝利のまま続く2020年は「優勝できていないのは悔しいけど、2試合に1試合くらいはトップ10に入れている」と充実感も示した。「プロになったときから獲りたいと思っていた」メジャータイトル。宇宙センターが有名なヒューストンで、試合を通じてメジャー獲りへの不安要素を一つずつつぶしていく。(テキサス州ヒューストン/林洋平)