「全英」→「日本女子プロ」連戦可能に JLPGAが感染対策を変更
ゴルフきょうは何の日<8月4日>
2019年 渋野日向子 日本勢42年ぶりメジャー制覇
渋野日向子が42年ぶりに日本ゴルフ界の歴史を動かした。イングランド・ウォーバーンGCで開催された「AIG全英女子オープン」(現AIG女子オープン)、初の海外試合出場で優勝した。1977年に「全米女子プロゴルフ選手権」を制した樋口久子以来になる日本人2人目のメジャー制覇を成し遂げた。
最高潮に高まった緊張感をよそに笑顔が弾けていた。樋口が「新人類」と評した強心臓-。首位タイで迎えた18番、5m下りのバーディパットを前に「決めたらどんなガッツポーズをしようかな」と考えていた。外れれば大きくオーバーしたはずの一打はカップに吸い込まれ、右手で顔を覆った。「泣くのかなって(笑)。でも全然涙が出てこないーって」。笑ってパターを持った左手を挙げ大歓声を受けた。
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駄菓子を頬張る姿や子供に優しい人柄がファンの心をつかんだ。現地メディアがつけた愛称はスマイルシンデレラ。ラウンド中に子供にねだられグローブをプレゼント。優勝争いでは4パットでダブルボギーをたたいたと思えば、2打差を追った12番では1Wで池越えの1オンを狙いバーディを奪った。「攻めるゴルフが私のゴルフ」と最後の最後まで自然体を貫いた。
岡本綾子や宮里藍が打ち砕かれたメジャー制覇を叶え「自分は全然(宮里)藍さんとは比べものにはならないけど、日本を引っ張る存在に近づけたのかなと思う。でも、そう思ったら天狗になる(笑)。私はまだまだ頑張らないといけないと思う」と誓った。
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