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「全英」→「日本女子プロ」連戦可能に JLPGAが感染対策を変更

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は31日、「LPGAトーナメント新型コロナウイルス感染症対策特別規定」の改正を発表した。感染拡大への対応策として4月に制定、施行しており、修正を加えた。随時検討を重ね、今後も変更する場合があるとしている。

大きな変更点は、大会の指定練習日からさかのぼって14日以内に海外渡航歴があっても、日本入国時のPCR検査で陰性判定を受け、政府から要請される自主隔離期間が開幕前日までに終わる場合など、トーナメント事業部が承認すれば出場が可能となったこと。

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従来は「指定練習日初日から14日以内」に海外渡航歴がある場合は出場できないと定めていた。

ディフェンディングチャンピオンの渋野日向子ら日本ツアーから多くの選手が参戦を予定する「AIG女子オープン」(全英女子、8月20日~/スコットランド・ロイヤルトゥルーンGC)に当てはめると、最終日翌日の24日に英国を出発して25日に日本着、翌26日から14日間の自主隔離期間に入れば、「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」(岡山・JFE瀬戸内海GC)開幕前日の9月9日に外出可能となる。

帰国時のPCR検査で陰性を示すことが前提であり、大会直前まで外出できないため調整への影響も必至だが、スケジュール上、国内外のメジャーで連戦を組むことはできるようになった形だ。

ほかに「選手及び帯同キャディが保健所から陽性者の濃厚接触者として指定を受けた場合は出場できない」「大会期間中に新型コロナウイルスの影響でキャディをつけることができなくなった場合はセルフプレーを認める」といった規定が新たに盛り込まれた。

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