森田理香子はミスショット2発に泣く
マリア・ウリベが新チャンピオン!/全米女子アマ最終日の結果
米国インディアナ州クルックト・スティック・ゴルフクラブ(6,595 ヤード/パー72)で行われている全米女子アマチュアゴルフ選手権の最終日。決勝の36ホールに及ぶマッチプレーを制して第107代のチャンピオンに輝いたのは、コロンビアのマリア・ウリベ(17)だった。
アマンダ・ブルームハースト(20)との争いとなった決勝戦。前半の18ホールを終えてオールスクエアの戦いは、後半に入っても1up以上に差は開くことなく、オールスクエアで35ホール目の17番パー3(193ヤード)を迎えた。
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5Iで手前5.5mにつけたブルームハーストに対し、ウリベは同じく5Iで内側の2mにつける。「このバーディパットは絶対に決めなくてはいけない」と思ったというブルームハーストは、このパットを1.5mオーバーさせてしまう。「彼女は絶対入れてくると思ったし、私は入れなくちゃいけない、入れたいと思って、少し強く入ってしまった」とブルームハースト。ウリベはバーディパットを外したものの、ブルームハーストも返しのパットを決められず、ウリベが1upとして36ホール目の18番パー4に進んだ。
その18番。ウリベはティショットを左のラフに入れるが、2打目でグリーン手前まで運ぶ。一方、ブルームハーストのフェアウェイからの2打目はピンをかすめて奥のラフへ。ウリベは1.5mに寄せ、ブルームハーストは30cmにつけた。
「このパットを決めるだけでいい。自分がこの試合を終わらせられる」。ウリベは落ち着いてこのウィニングパットを沈め、外国人選手としては史上12人目の全米女子アマチャンピオンとなった。
新チャンピオンは、ホッとしていると話す。「だって、もう終わったのだから。それにとても興奮したわ。多分とてもハッピーだと思うけれど、実感が沸くまではもう少し時間が掛かりそう」。
なお、この大会に日本から唯一参加した森田理香子は、マッチプレー2回戦で敗退している。