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試合がない…渋野と鈴木の五輪代表争いに影響も

国内女子ゴルフは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年シーズン開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の中止が決定した。第2戦以降の開催も不透明で、試合の“不在”は畑岡奈紗渋野日向子鈴木愛らによる東京五輪の代表争いに影響を与えそうだ。

開幕戦は無観客試合での開催に向け、主催者が日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)と協議を進めてきた。ただ、24日に政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議で「これから1、2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となる」との見解が発表され、サッカーのJリーグが3月15日までの公式戦延期を発表。その後も安倍晋三首相からスポーツイベントの自粛や全国の小中高校の一斉休校の要請が出され、開催を断念した。

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無観客での開催をいったん決断した背景には「東京五輪があり、ゴルフ界が盛り上がるためには大事な年」(大会関係者)という思いが強かった。

五輪の各国・地域の代表は6月29日(月)付の世界ランキングに基づいて、選出される。米ツアーを主戦場にする畑岡は世界ランク5位。ともに国内ツアーが主戦場の渋野は11位、鈴木は15位。各国の代表は原則としてランク上位の2人だが、15位以内ならば4人まで出場できる。

米ツアーは渋野がスポット参戦を予定した2戦を含むアジアシリーズ3連戦を中止したが、2週後に米本土で再開される予定。世界ランクは試合に出場しなければ、ポイントが加算されない。畑岡の代表選出は確実とみられるが、渋野や鈴木は米ツアーにいる他国の選手から追い上げられ、どちらかがこぼれ落ちる可能性がある。

国内でポイントを加算する見通しが立たない中、渋野と鈴木がそろって出場するのは現時点で、1カ月以上先の海外メジャー今季初戦「ANAインスピレーション」(4月2日~5日、カリフォルニア州)が最初。代表争いの分岐点になりそうだ。

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