「勝ちたいです!」と単独トップのキム/ロングドラッグスチャレンジ
―通算8アンダーで単独トップに立ちました、今日のラウンドを振り返っていかがでしたか?
インキョン・キム
「出だしのバーディが良かったですね。1番はチップインだったんですが、あれでいいスタートが切れました。それに前半はいいパーセーブが何回かあって・・・。でも今朝は凄く寒かったので、とにかく自分のプレーをすることだけを心がけました。バック9では風が吹き始めて、チャンスにパットを決められませんでした。でも後半もいいパーセーブがあったし、全体的にいいラウンドだったと思います」。
―コースはアップダウンが激しくて難しいのでは?
インキョン・キム
「練習していますから大丈夫。先週取り組んだスイングの調整が凄く上手く行っているような気がします。先週、練習場ではいいショットを沢山打ちました。ターゲットに向かって行くいい球がいっぱい打てたんですよ」。
―風の中のプレーは得意な方ですか?
インキョン・キム
「風の中での経験が豊富なプレーヤーは他にも沢山居るでしょうけれど、私はもともと弾道低い方なので、風には有利かもしれません。でも私は雨さえ降らなければ、どんな状況でもスコアメイクする自信があります」。
―そんなに風は強かったですか?
インキョン・キム
「いえ、それほど強いというほどではなかったんですが、吹いたり止んだりしたので、クラブ選択が難しかったです。キャディと2人でヤーデージを計算して、どうすればピッタリ打てるか考えたのですが、今日はそれが上手く行ったと思います。
―トリッキーなホールは?
インキョン・キム
「12番はグリーン手前の2つのバンカーが効いていてトリッキーですね。あとは15番。グリーンが影になっているので、スロープが読み難いんです。あそこはとてもトリッキーです」。
―今年のあなた自身の調子を分析すると?
インキョン・キム
「徐々に良くなっています。練習も一生懸命しているので、そろそろ勝ちたいです。でもいいプレーをして、楽しめれば、それが一番ですけれど」。
―全米ガールスジュニアに優勝していますよね?
インキョン・キム
「はい。あれは凄くいい経験でした。韓国から来た多くの選手と同じように、異国で旅をしながら戦うのって大変なのですが、あの優勝がきっかけで、早く英語を覚えよう、アメリカの生活に慣れようと努力することが出来ましたから」。
―何歳のときからアメリカに?
インキョン・キム
「17歳のときです」。
―リーダーボードを見て、率直な感想は?
インキョン・キム
「凄くエキサイティングですね。私より上に誰か居ると、たとえ上位に居てもフラストレーションが溜まるものですが、トップならストレスはない。でも結果はどうあれ、楽しみたいと思っています」。