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2019年 AIG全英女子オープン
期間:08/01〜08/04 場所:ウォーバーンGC(イングランド)

勝みなみに英国の“まず~い洗礼” 前夜はインスタント麺

◇海外女子メジャー◇AIG全英女子オープン 事前(30日)◇ウォーバーンGC(イングランド)◇6585yd(パー72)

メジャー2試合目の出場になる勝みなみが、さっそく英国の“まずい洗礼”を受けた。閲覧者の投票により様々なジャンルのランキングを掲載する海外サイト「THE TOP TEN」のアンケート結果によれば、食事の満足度で断トツのワースト1位が、英国だ。前日はレストランの味があわず、持参したインスタントラーメンで空腹を満たした。

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5試合ぶりに予選通過した前週の国内ツアー「センチュリー21レディス」(16位)を終え29日(月)の未明に人生2度目の渡英。同日中に到着し、晩御飯はホテル付近の和食屋で担々麺をオーダーした。「味のベースは味噌って書いてあった。海外の日本食なので、ある程度はおいしくないかな、と想定はしていたけど…」

予想以上に薄い味噌味のスープに、ラー油がかけられた一杯は、箸で麺を持ち上げるとすぐに切れた。「(味の衝撃度は)結構…でしたね」と苦笑い。前回ジュニアの大会で英国を訪れた4年前は「ホテルのレストランが、ビュッフェ形式でリゾットとかおいしかったと思ったんですけどね」。今回は店選びではずれを引いたようで、完食できずに部屋に帰りブタメンにお湯を入れたという。

安定の味を求め、夜にチェーンのピザ屋に行くという開幕2日前のこの日は、イン9ホールを回り「日本と似たようなコースだけど、グリーンの傾斜は複雑。グリーン周りが勝負になる」と初出場になるコースの印象を口にした。日本よりも20度ほど低い気温10度台の環境に適応するため、1Wのロフト角を1度上げ10.5度とし、シャフトの硬さをSから軟らかいSRに変更した。「高い球を打てるのでロフト角を変更し、シャフトは(日本で)夏だとSRはしなり過ぎて曲がっちゃうけど、ここの気温はSだと逆に硬くてしなりが弱いから」とセッティング面の調整も終えた。

今年6月の「全米女子オープン」に続くメジャー2大会連続、米ツアー3試合連続の予選通過へ向け、開幕前日は残りのアウト9ホールを回る予定だ。「海外の試合はラウンドしやすさがある。せっかくイギリスまで来たので、笑顔で楽しく回りたい」と普段通りの目標を挙げた。(イングランド・ウォーバーン/林洋平)

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