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プレーヤーズラウンジ

<最終戦で遼チャージを生んだ要因とは・・・>

2010/12/13 12:46

トーナメントでは、ラウンドに要する予定時間をあらかじめ決めてある。だいたい、1ラウンド平均4時間20分前後。ハーフなら2時間強。運営に支障が出ないように、遅れが生じたらその都度、競技委員が追いかけて該当の組に注意を促すなど、その遵守につとめている。遅い組は警告の対象になるが、速い分にはなんら問題はない。通常、トーナメントは3人1組で回るが、たまたまプレーのリズムの速い選手が集まれば、おのずとその組のペースは速くなるし、出場人数が端数の場合、トップに2サムの組が来ればなおさらだ。

今季の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」がそれだった。大会2日目。初日、最下位に沈んだ石川遼が、小田龍一と超ハイスピードで回ってきたのだ。「もともと、僕はプレーがそんなに速いほうではないと自覚しているので」とは石川だ。「トップで、しかも龍一さんと2人で回っているのに、後ろの組に追いつかれるようなことがあったらいけない、と普段以上にテンポの良いプレーを心がけたのですが・・・」。

その日はたまたま、早朝に猛烈な雨と風に見舞われ、天候が回復するまで、コースメンテンスも出来ず、スタートが1時間半遅れた。カップ切りや、グリーン刈りなど、作業を追いかける形で第2ラウンドが始まったのだが、石川組のあまりのハイペースぶりは、グリーンキーパーにさえ計算外だった。

12番で、とうとう追いついてしまった小田と石川。「ちょっと待ってください、と言われて」。改めて時間を確かめてみたら、ハーフを約1時間半で回ってきたことが分かって本人たちも我ながら唖然としてしまったという。「朝からついて歩いてくださったギャラリーのみなさんも、僕たちのプレーについて歩くのも無理なくらいに速かったみたいで。コースのみなさんにも申し訳なかった」と恐縮しきりだ。

だが、計らずもそんな猛スピードのラウンドが猛チャージを生んだ。この日8アンダーの62は9バーディの大爆発。最下位から一気に6位タイ浮上は、首位と6打差まで迫り、2年連続の賞金王に望みをつないで、最後まで大会を盛り上げた。結局、今年はついに奇跡は起きなかったが、最終日の最終ホールを怒濤の3連続バーディで締めて、やっぱり最後にきっちり大観衆を沸かせるあたりは相変わらずだ。「自分で何か“持ってる”とは思わないですが、中日クラウンズで58を出したあとに、みなさんからそういうふうに言われることが増えて。回りからそう言っていただけるのは嬉しいですね」。

鮮烈デビューから、いまも超ハイスピードで階段を駆け上がっていく19歳。来年はいよいよ成人式を迎えるが、伝説はまだまだ続きそうだ。

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