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<今週も谷口徹の話をひとつ・・・・・・>

子供がそのまま大人になったような純心さ。それが谷口徹という選手の良さであり、同時に周囲には、ちょっと誤解されてしまう部分でもある。しかし、歯に衣着せぬ物言いも、たいていは理屈が通っているし、大筋では間違ってはいない。現に谷口が訴えた事柄が、数年後には改正されていた、なんて事実もあったりするから、悪いことばかりではないのである。

じゃあなんで谷口が口を開くたびに話題になってしまうかというと、普通の人なら目をつぶるとか、大目に見るようなことでも黙っていないから。いや、もっと正確に言えば、黙っていられないのである。

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正義感が強いという面もあるだろうが、その辺りも「思ったことを、すぐに口に出してしまう純心さ」ゆえなのである。

ツアー通算16勝をあげた「日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯」ではこんなことがあった。それは、首位タイに立った大会3日目。報道陣が待つ会見場に入ってきた瞬間に、某紙の新聞記者に向かって吐いたのである。

「なんや今日の記事は!?」。

前日2日目は、石川遼がOB3発を打って予選落ちを喫した日で、紙面もそれ一色。時のスター選手がゆえに、仕方のない面もあるのだが、やっぱり黙っておれない。その日トップの選手を差し置いてまで、18歳を大々的に追いかけなければいけないのか、と言いたかったようである。

そんな“抗議”もあって、某記者は固く約束した。「今日は紙面空けてます」。と、谷口はすかさず反撃。「空けてるんじゃなくて、空いたんやろ?!」。つまり、石川が2日でコースを去ったことで、週末は自動的に紙面が空いたのだろう、という皮肉を言うことも忘れなかったのである。

そしていよいよ最終日。会見場でチャンピオンを待っている間もずっと、某記者は怯えていた。「どうしよう、きっとまた谷口さんに怒られる」。というのも、約束を交わしたにもかかわらず、当日に掲載された前日3日目のゴルフ面は、女子ツアーの横峯さくらさんのほうに、より大きくスペースが割かれていたのだ。

新聞社には各部署に担当デスクがいて、その日の紙面割を決めており、現場の記者ひとりの意見だけ通らないことがほとんどだ。某記者も一生懸命掛け合われたであろうが、デスクは横峯選手のほうが、より話題性が高いと判断されたのだろう。

これが、谷口のプライドを刺激したのは言うまでもない。果たして、会見場に登場した主役は、足を踏み入れるなり、苦笑交じりに目をつり上げた。某記者をにらみつけ、「おまえ~、一度はクビをかけて戦ってみろよ!」と、チクリと刺した。

その週、谷口は史上5人目の生涯獲得賞金12億円を突破したのだが、前週の大会で同6億円を超えた横峯選手にもライバル心メラメラ。

「俺は今週、予選通過しただけで12億やで。なんで俺の半分でメディアはピーピー騒ぐねんっ」。さらに、先の中日クラウンズで同3億円を突破した石川にも対抗心。「俺は遼クンの4倍やで」と、まくし立てたのであった。

でも、すぐそのあとの言葉が谷口の憎めないところで、「でも、どうあがいても、遼クンにはすぐに抜かれますけど。彼が30歳くらいで軽く抜かれるでしょう」と、スター選手を立てることも忘れなかった。

そして、そんな気持ちをしっかりと、自身のやる気へとつなげていく。新聞記事の大きさも、2回り以上年下の賞金王の活躍も、結局は発奮材料にほかならない。

「最近、ギャラリーがみんな遼クンのほうへ行ってしまって寂しかったけど。今日はたくさん見に来てくださって嬉しかったです」と、最終日に集まった1万5904人に謙虚に頭を下げつつ、「今年はまた“定位置”目指します。遼クンファンのみなさま。少しでも、谷口徹の応援をよろしくお願いします」と堂々と、自身3度目の賞金王獲りを無邪気に公言したのであった。

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