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プレーヤーズラウンジ

ツアープレーヤーたちのこだわり<すし石垣>

2005/01/31 09:00

言ってみればその名前こそ、こだわりの表れだ。本名・石垣聡が、登録名を「すし石垣」に変えたのは、2002年のことだった。日本を飛び出し、本格的にアジアンツアーへ参戦するようになってこう考えた。

「自分自身のこと、そして母国のことをもっと世界の人にも知ってもらうために、日本を代表する有名な食べ物を、名前につけよう」。そんな理由から決めたこの名前はいまや、アジアンツアーですっかり知られるところとなった。

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バーディを取ったときに見せた、通称「すしダンス」の派手なパフォーマンスも、「プロでやる限りは、見にきてくれたお客さんを楽しませたい」というこだわりからだった。

今年は3年ぶりに日本ツアーの出場権を手に入れたが、だからといって、日本で落ち着く気はない。「僕にとってアジアは修行の場ではないからです。稼げる場所があるなら、どこであろうと出かけて行く、というのが僕のプロとしてのこだわり。アジアのシード権もあることだし、今年もガンガン旅に出ますよ!」と、張り切っている。

そんな男だから、当然、服装ひとつにも頑固なこだわりを見せる。たとえば、ズボン丈。会場で会う人、みんなが石垣を指さして言う。「スソ、短くない?」石垣は即座に言い返す。「俺のが普通!そっちが長すぎるの」

ひと目見て、そうと分かるほど石垣のズボン丈は短い。「洗濯で、縮んじゃったのかな」と、首をかしげるほどにだ。しかし本人は始めから、あえてその丈に仕上げている。「くるぶしに、ズボンのスソがかかるのが異常に気持ち悪いから」と、店員に床下から約15センチのスソ上げを指示。「短すぎないですか?」と心配顔で聞かれても、涼しい顔で「いいの、いいの!」と手を振る。

そのこだわりはゴルフウェアだけでなく、普段プライベートで履くズボンにまで及ぶ。石垣が、選手会副会長に就任した今年初めの選手会理事会。都内にある日本ゴルフツアーの事務所にも堂々と、「つんつるてん」姿でやってきて「今年もよろしくお願いします!」

自身初の要職について改めて、日本ツアーを盛り上げていきたいと張り切っている。

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