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プレーヤーズラウンジ

ツアープレーヤーたちの日課<藤島豊和>

2006/07/24 12:00

さて、これは誰のお尻でしょう?!分かった人は、相当のゴルフ通。まだシード権もない売り出し中の25歳だから、正解者はなかなか出ないかもしれない。

しかしアマ時代には、あの宮里優作と日本アマで争うなど注目されてきた逸材。コースに向かって深々と頭を垂れるこの背中の持ち主は、東北福祉大出身の藤島豊和だ。

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スタート前は、ティグラウンドでフェアウェイに向かって必ず一礼してからティオフする。どんなにスコアを打ってしまったときでも、ホールアウト後にはコースを振り返り、帽子を脱いでお辞儀をしながら「今日も1日、僕にゴルフをさせてくださってありがとうございます」と、心の中でつぶやく。ゴルフ場を前にすると、自然とそんな気持ちが沸いてくる。高校時代から続けてきた日課。「僕にとっては、もう当たり前の儀式みたいなもの」という。

そんな真摯な一面を見せる一方で、普段の破天荒ぶりがまた魅力だ。3つ上の先輩、谷原秀人によると「うちの部はあまり上下関係が厳しくない。なんでも言い合えるのが良いところだけれど。それでもやっぱりある程度、後輩は遠慮するもんじゃない?でも藤島は、何でもズバズバ意見を言ってくるからね」

今年5月までは、髪型も奇抜だった。爆発させたようなアフロへア。帽子の中に収めるのにも苦労するほどだったが、「バーディを取ったとき、キャップを脱いで挨拶したらギャラリーがとても喜んでくれたし、いっそ思いっきり目だってしまえ、と。そんな些細なことでも、僕ら若手でツアーを盛り上げられたらいいなあって思うんですよ」。考えもなしに、そんな髪型をしていたのではないようだ。

しかし、ひとたび帽子を取ってしまうと収拾がつかなくなる。そのたびに、水で濡らして押し込んで・・・と「あまりにも面倒くさかったので」。いまはさっぱりと刈り上げてしまった。かわりに、今度はプレーでツアーを盛り上げる。目標は、もちろん初優勝。「世代交代の波に乗りたい」と、意気込んでいる。

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