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プレーヤーズラウンジ

ツアープレーヤーたちの珍トレ<すし石垣>

2007/09/03 10:10

各地で40℃超えを記録した今年の夏。まるで“酔拳”のような珍妙なトレーニングを断行したのがすし石垣だった。8月の2週間のオープンウィーク。トレーナーの内尾政明氏と行ったプチ合宿。「先生が言ったんですよ。『すしよ、今日は練習も、素振りもしなくていい! とにかく酒だけ飲め』・・・と」。狙いは、酔っ払った状態で、いかに集中してラウンドできるか。内尾氏の意図を理解したすしは、ひたすら飲んだ。

スタート前に生ビール3杯。ハーフターンで梅酒ロック。ビールジョッキもあけた。さらに白ワインも3杯・・・。普段、それほど酒はやらない男にはかなり堪えた。足はふらつく。意識は朦朧。歩いては回れない。カートに乗って、どうにか18ホールをこなしたが、逆に邪念が消えて、ショットにも集中できた。しかも「意外と良いスコアが出た」という。

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すでにこのコーナーでもお伝えしたとおり、8月のサン・クロレラ クラシック初日にぎっくり腰をやらかした。スタートホールでいきなり棄権を申し出るしかなく、帰りの飛行機の中で歯噛みした。

思いがけず長い夏休みになってしまったが「それがかえって良かった」と振り返る。7月に生まれたばかりの長男・陽彗(ようせい)君と、2人の娘たちとゆっくりと過ごすことでリフレッシュできて「ぎっくり腰さんありがとう」と、逆境にも自身の永遠のテーマでもある感謝の気持ちを忘れない。

それに、人気野球漫画の「あぶさん」も真っ青のオフの強行ラウンドのおかげでうだるような暑さも気にならなくなった。「酔っ払ったときのもうろう状態が似ているから」と、翌週福岡で行われたKBCオーガスタは連日酷暑のラウンドも、変わらず愛嬌を振りまいて会場を盛上げた。

地元メディアによると、ちかごろ九州地区でのすし人気はうなぎのぼりで、そのユニークなキャラクターにほれ込んで「ぜひうちのCMに」と名乗りを上げている企業もあるのだという。プライベートでもそんな期待を裏切らない。あっと驚くトレーニング法を披露してみせたが真夏に「ベロベロに酔っ払って」のラウンドなんて、普段から鍛えているスポーツ選手だから出来ること。みなさんは、けして真似をしないでください。



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