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プレーヤーズラウンジ

ツアープレーヤーたちの話題の的<年末ジャンボ宝くじ>

2008/12/01 10:21

先週のカシオワールドオープンでちょっとした話題になっていたのが18番パー5にかけられていたイーグル賞のこと。全国都道府県及び17指定都市提供の「年末ジャンボ宝くじ3000」枚は、片山晋呉も賞金レースそっちのけで興味津々。グリーン横の看板を目にするたびに、気になって仕方ない。

まず小さく書かれた注釈文。「該当者が複数の場合均等割」とは、いったいどういうことなのか。「枚数を割るのか。その場合、番号はどのように分けるのか。もしくは、3000枚の当たった分を改めて分けるのか?」と、首をひねるのだ。

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もし枚数で分けるとしたら、当たった人は他の受賞者にも公表するのか。また、お金を分け合うのか・・・。「いろいろ考え出したら止らなくなっちゃって」と、笑った。そして「僕ならもし当たっても“当たってなかった”というと思う。で、そう言いながらもつい、顔が笑っちゃうと思う」と、その瞬間に思いを巡らせた。

結局、該当者が複数の場合は枚数で割ることが判明したが、興味は尽きない。
3000枚には、いったいどのくらいの当りがあるのか。

それは、大会2日目にある程度の目安が出来た。というのも同組で回っていた手嶋多一がツアー初優勝をあげた98年のファンケル沖縄オープンで、やはり宝くじの副賞を受け取っていたことが分ったのだ。

そのときは、なんと5000枚を独り占め。年末の当選発表は「どきどきしながら待っていた」というが、何しろ枚数が枚数だけに、とても一人では見きれない。地元の銀行に持っていって、照会に丸1時間もかかったが結局、当たったのは60万円くらいだったそうで、「5000枚でもそんなものなんだね」という話でラウンドは大いに盛り上がったという。

しかも、手嶋いわく「自分で勝った宝くじには税金がかかる」そうで結局、ほとんど手元には残らなかったそうだ。

というわけで、何かと注目の的だったイーグル賞。誰がゲットしたかといえば……・。
実は、誰ひとり取れないまま終ってしまった。まさに“夢”と消えた特別賞であった。



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