ニュース

米国男子ジェネシス・スコットランドオープンの最新ゴルフニュースをお届け

「LIV招待」出場選手も参戦 世界トップランカーらは困惑や批判

◇欧米共催◇ジェネシス・スコットランドオープン 事前(6日)◇ルネサンスクラブ(スコットランド)◇7237yd(パー70)

欧米共催の「ジェネシス・スコットランドオープン」は急きょ4選手の出場が決まり、160人のフィールドとなった。新リーグ「LIV招待」に出場した選手を対象に欧州ツアーが出場停止の処分を下していたが、イアン・ポールターらが法的措置を求め解除に追い込まれた。

<< 下に続く >>

USGAが「全米オープン」で資格を保持する選手の出場を認めるなど、新リーグの選手とツアーにとどまった選手が競演する機会はこれまでもあったが、欧米共催の試合では初めてとなる。

開幕前の会見では新リーグについての質問も飛び交い、翌週に「全英オープン」のタイトル防衛を控えるコリン・モリカワは「結局のところ、世界最高のプレーヤーを見たいだけ。それが自分の望むところ」と新リーグ参戦を否定した。

今大会には世界ランキングの上位15人中14人のプレーヤーが参戦している(2位のロリー・マキロイは欠場)。ランク4位のモリカワは「世界のベストプレーヤーと対戦したいし、そのフィールドが好き。対戦できる、それだけで興奮する」と強調した。

ジャスティン・トーマスはポールターらの行動について「驚いた」と話し、「彼らがやっていることに反対するのではなく、自分たちがやっている伝統を続けていけるか、だと思う」と語った。

ジョン・ラーム(スペイン)は「ちょっと理にかなっていない」と首を傾げた。

怒りをあらわにしたのは、ランク15位のビリー・ホーシェル。開幕2日前の会見で「ロッカールーム内では少し分裂している」と打ち明け、「彼らが自分でまいた種。自分であちらのツアーでプレーすると決めたのだから、あちらでプレーすべきだ」と痛烈に批判した。

「欧州か米ツアーを支持したいと言う一方で、LIV招待でプレーするのは完全に馬鹿げている。でも、彼らはそれがしたいと言う。放っておいてもらいたい」と語気を強めた。波紋はまだ収まりそうにない。(スコットランド・ノースバーウィック/石井操)

関連リンク

2022年 ジェネシス・スコットランドオープン



あなたにおすすめ


特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!