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原英莉花は無念 サンデーバックナインで失速4位

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日(21日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6428yd(パー72)

一時はトップを捉えたが、サンデーバックナインで涙を飲んだ。ツアー初優勝を目指して2打差を追って出た原英莉花は、アウト「33」の快進撃もイン「38」と失速して、首位と3打差の4位に終わった。

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前半は持ち前の飛距離を生かして、5番、7番、9番(パー5)とバーディを重ねていった。本人も「行けると思った」と首位に並んでバックナインへ。だが、11番(パー5)で1Wショットを右に曲げて、2打目は出すだけ。バーディが欲しいホールで、カラーから3パットのボギーとした。

「ずっとカットで打ってきて、イメージがカット過ぎて1Wが振れなくなった」と原はいう。12番でボギーを叩き、14番(パー4)は3パットのダブルボギー。それでも、最終18番(パー5)は上から7mを沈めてイーグルを奪い、ど派手なガッツポーズで締めくくった。

「今季初めて優勝争いをしてトップ10に入れた。ショットが曲がり始めた原因も突き止められたので、そこはよかった。現状を感じ取りながら、数字だけじゃなくプレーの流れをもっと勉強したい」と、悔しさとともに課題も得て熊本を去る。「感触はいいので、また来週がんばろうと思います」。リベンジの機会はすぐ訪れるはずだ。(熊本県菊陽町/今岡涼太)

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