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女子ゴルフ競技委員長がルールを間違い 処置を誤り謝罪

◇国内女子◇Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 2日目(23日)◇茨木国際GC(大阪)◇6219yd(パー71)

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の森岡まゆみ競技委員長は23日、大会初日(22日)にルールの裁定について自ら誤った処置をしたとして、訂正し謝罪した。

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問題となったのは、篠原まりあの10番グリーン上でのプレー。残り20cmの4打目をパッティングしようとすると、風で球が20cm動いた。近くにいた競技委員が森岡委員長と連絡をとりながら、元の場所に戻しプレーを再開させた。

グリーン上でマークしていたなら、本来はリプレースだが、タップインしようとしたため、マークしなかった。ゴルフ規則9.3により、自然の力で動いた場合、その球は動いた後の場所からプレーしなければならない。森岡委員長は「私が規則を間違って解釈していた」と勘違いを認め、謝罪した。

「誤所からのプレー」として2罰打を科されるケースだが、ゴルフ規則20.2dで規定された競技委員による誤った裁定のため、無罰となった。

ゴルフ規則(抜粋)
9.3 自然の力が動かした球
自然の力が動かした球自然の力(例えば、風や水)が止まっているプレーヤーの球を動かす原因となった場合:
・罰はない。そして、その球を新しい箇所からプレーしなければならない。
・例外 パッティンググリーンの球が、拾い上げてリプレースした後に動いた場合、元の箇所にリプレースしなければならない。

20.2d 間違った裁定を訂正する場合
レフェリーや委員会による裁定が間違っていることが後で分かった場合:
・可能であれば規則に基づいてその裁定を訂正する。
・訂正するには遅すぎる場合、間違った裁定が有効となる。

※編注:本文に誤りがあり差し替えました

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