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72ラウンドぶりノーボギー 蛭田みな美が今季初の予選通過

◇国内女子◇Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 2日目(23日)◇茨木国際GC(大阪)◇6219yd(パー71)

21歳の蛭田みな美は4バーディ、ノーボギーでこの日のベストスコア「67」でプレー。通算1アンダー9位で今季3戦目にして初の予選通過を果たした。

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前半4番では80ydからサンドウェッジで1.5m、5番でも3.5mにつけて連続バーディを奪いリズムにのり「きょうはショットもすごくよかったし、ほぼ全部グリーンにのった。ピンチもなかったです」と声を弾ませた。

2017年「ニッポンハムレディスクラシック」初日以来、72ラウンドぶりのノーボギーラウンドを支えたのが、今週から投入したスコッティ・キャメロンのマレット型パターだ。

「これまでピン型でやっていましたが、ずっとパターが入らなくて。マレットは2年ぶりぐらい。直進性があって、フェースも安定する。自分が打ちたいところに打てる」と説明した。

昨年の最終QTは18位。オフはドライバーの飛距離アップに力を注いだ。父・宏さんが投げるテニスボールを軽い金属バットと重い木製バットで1日30分打ち込んだ。

ヘッドスピードは41.9m/sから42.5m/sにアップし「振る力はあがりました。飛距離も10yd伸びたし、コンスタントに220ydは出るようになりました」と効果を実感する。

首位と4打差で迎える最終日。「イメージは良いコース」と上位フィニッシュを誓った。(大阪府茨木市/玉木充)

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