原、三浦、宮里ら来季出場権 川岸、服部ら下位/女子最終QT
「来年も職場がある」微熱の三浦桃香は6位で突破
◇国内女子◇ファイナルクォリファイングトーナメント 最終日◇東急グランドオークゴルフクラブ (兵庫県)◇6456yd(パー72)
19歳の三浦桃香は最終予選会を6位で終え、来季の前半戦出場権を確保して満面の笑みを浮かべた。33試合に出場した今季ツアーでの最終ラウンドの平均ストロークは、全体94位の「75.6714」だった。この日は“安全圏”の7位から出たが、「最後に大たたきすることが多いから、本当に不安で。これで、来年も職場がある」と声が弾んだ。
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前夜は微熱が出て午後9時に消灯。2日目にブヨにさされた影響でリンパ節が腫れたという。「毒が回った。8月から休みなし。疲れてるんでしょうね」。頭痛などもあり、会場から病院に直行する予定。最後は「みなさま(毎年開幕戦が開催される)沖縄で会いましょうね」と上機嫌に笑った。
44歳の表純子も3アンダーの22位で出場権を確保。右肩関節周囲炎でトーナメント特別保証制度(公傷)を適用し、9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で約1年ぶりにツアー復帰した。現在もリハビリを行い、完治に至っていないが、17年までの約6年で、241試合の連続出場記録を持つ鉄人は「きょうは嫌な(緊張する)感じもあったけど、何とか乗り切れましたね」とうなずいた。
ツアー通算7勝の吉田弓美子は11位で通過した。1勝の金田久美子は今季実績で前半戦17試合のうち13試合に出場したランク35位になった。(兵庫県加東市/林洋平)
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