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4年連続Vへラストトライ 菊地絵理香は苦手コースで初の60台

◇国内女子メジャー第4戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ 初日(22日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6471yd(パー72)

苦手と認めるコースで3バーディ、ボギーなしの「69」。今季未勝利ながら賞金ランキング7位につける菊地絵理香は、3アンダーの4位タイ発進に「あと1つは伸ばせた感じもあるけど、良いパーセーブもあった」と納得した。

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6年連続出場のシーズン最終戦で、21ラウンド目にして初めて60台をマークした。昨年大会までラウンド平均「73.6」ストロークだったコースは、高麗芝のグリーンへの苦手意識や、ティグラウンドで打ちにくさを感じるという。「今年もぜんぜん得意にはなれないです。ボギーがなかったのも初だと思う」と本人も意外な表情だ。

昨年より長いラフに注意を払い、「いったらレイアップになると思う。入れちゃいけないと思うので、例年以上にティショットには集中できている」というフェアウェイキープ率は71%(10/14)を記録。「(グリーンが)濡れていたし、比較的スコアは出やすかったのかなと思う」と前夜に降った雨も味方し、前半8番のパー3(185yd)では5UTで2mにつけて2連続バーディにつなげた。

2015年「KKT杯バンテリンレディス」の初優勝から毎年1勝を重ねてきたが、今季は6度のトップ3がありながら未勝利が続く。平均ストロークはキャリアハイの『71.2124』をマークしているだけに、優勝に結びつかないことがもどかしい。「これまでに比べて、調子の良い状態でこの大会に来られたと思っている。きょうはきょうとして、良い意味で忘れて、また頑張りたい」。シーズン最終戦のメジャータイトルで、うっ憤を晴らしたい。(宮崎県宮崎市/林洋平)

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