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「これが自分の位置」笠りつ子は9年ぶりにシード逃す

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 2日目(16日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6525yd(パー72)

ツアー通算5勝の笠りつ子は通算1アンダーの58位で、1打届かず予選落ちとなった。今季の賞金ランキング51位と賞金シード(同50位以内)に及ばなかったが、「悔いはない。これが自分の位置だと思っているので。調子はあまり良くはなかったが、悪い中でもあきらめずにいこうと思っていた」とサバサバした表情を見せた。

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8年連続で守ってきた賞金シードを失った理由を「気持ちの面が大きい。心ここにあらずというか。集中できていなかった」と説明した。今季は33試合の出場もトップ10は2度だった。

優勝者や賞金ランク25位以内が出場できる最終戦「LPGAツアー選手権リコーカップ」に7年連続で出場してきただけに「何年シードとかも気にしていないが、リコーにはこだわってきた」と名残惜しそうに話した。

昨季賞金ランク7位の川岸史果は通算7オーバー90位で予選落ち。同ランク58位で賞金シードを失った。この日は前半だけで3つのOBをたたき、「しっくりとこなかった。思ったようなスイングとリズムができなかった」。来季出場権をかけた27日から始まるファイナルQT(最終予選会)に向け「しっかりと準備をしないといけない」と気持ちを切り替えていた。(愛媛県松山市/玉木充)

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