菊地絵理香とユ・ソヨンが首位 V3かかる畑岡奈紗は2打差
2018年 日本女子オープンゴルフ選手権競技
期間:09/27〜09/30 場所:千葉CC野田コース(千葉)
チョン・インジにサインをおねだり 新垣比菜が6位浮上
◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 3日目(29日)◇千葉CC野田コース (千葉県)◇6677yd(パー72)
16位から出た新垣比菜が4バーディ、2ボギーの「70」で回り、通算5アンダーの6位タイに浮上した。トップとは5打差あるが、冷たい雨が打ちつける悪天候の中「よく我慢できた方だと思う」と及第点をつけた。
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3つ伸ばして折り返した後半インに雨脚は急に強まった。「やりにくくなった」と2ボギーを重ねたが、最終18番(パー5)は70ydからの3打目を3mに絡めてバーディ締め。「最後に伸ばせて良かった」と笑顔を見せた。
予選2日間は同学年の勝みなみとともに、2015年大会の覇者で海外メジャー2勝のチョン・インジ(韓国)とラウンドをともにした。米国女子ツアーをテレビ観戦することはほとんどないと言うが、ファンを大切にし、周囲の人にも気遣いを忘れないチョンの人間性と振る舞いに感激したという。
「ああいう人になりたいと思った」と2日目のホールアウト後には、勝とともにヤーデージブックにサインをもらいに行った。自身が出場したプロツアーで、ほかの選手にサインを求めたことは「初めてです」とのこと。「ラウンド中はほとんどしゃべれなかったんですけど。嬉しいですよ」とにっこり笑った。
最終日は台風24号の接近に伴い、風雨ともに強まる悪天候が予想される。今季ツアー初優勝を経験した19歳は「雨はやりにくいけど、あしたも頑張りたい」と意気込み、大会3連覇がかかる畑岡奈紗、テレサ・ルー(台湾)とともに最終組の1つ前からトップの背中を追う。(千葉県野田市/林洋平)