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4年連続プロテスト失敗の悔しさを糧に 丹萌乃がV争いに名乗り

◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 2日目(28日)◇千葉CC野田コース (千葉県)◇6677yd(パー72)

3アンダー6位タイから出たツアー出場3戦目、21歳の丹萌乃(たん・もえの)が4バーディ、ノーボギーの「68」でプレー。通算7アンダーとして、畑岡奈紗ユ・ソヨン(韓国)と並び2位に浮上した。

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インからの最終組でスタートした。15番で4mを沈めバーディ。16番は第2打を奥に突っ込み上からのアプローチを8mオーバーさせたが、それをねじ込み、ピンチを切り抜け波に乗った。後半は6、7番(パー5)の2連続を含む3つのバーディを奪った。

今季は単年登録によってレギュラーツアーに2戦出場した。6月「アース・モンダミンカップ」では予選落ちを喫したが、今月の国内女子メジャー第2戦「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」では26位に入った。

主戦場のステップ・アップ・ツアーでは今季に初優勝を挙げた。同ツアーの賞金ランキングは1位の河本結から約330万円差で4位につけ、トップでシーズンを終えれば来季のレギュラーツアー出場権を得られる。ただ、今大会優勝者に付与される3年シードに「単年登録じゃなくなることは頭に入っている」と野心を覗かせる。

今大会出場権は予選会を勝ち上がって得た。今年7月には4回目のプロテストで1打及ばずに失敗した。同じく1打差で不合格となった4年前は涙が止まらなかった。「今年は悔しすぎて涙も出なかった」と振り返る。

悔しさを糧に戦う決勝ラウンドは「プロテストの恐さに比べたらプレッシャーはない」と余裕も見せる。「きょうよりも伸ばさないと優勝できない」と照準は上位進出ではなく優勝カップだ。(千葉県野田市/柴田雄平)

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2018年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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