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暗闇のホールアウト 小滝水音は“ヒヤヒヤ再現”で決勝へ

◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 2日目(7日)◇小杉CC(富山)◇6605yd(パー72)

コースに早朝から降り注いだ雨は、正午にかけて勢いを増した。コースコンディションが悪化したため、午前11時59分から18分間の中断を挟み、“午後組”のティオフはそれぞれ30分以上遅延。その後は薄曇りが続いたが、インコースから出た最終組は日没後の午後6時23分、暗闇の中でホールアウトした。

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この最後のグループで、81位タイから出た小滝水音(こたき・みお)は、2バーディ、1ボギーの「71」で回り、通算1オーバー44位タイで予選を通過した。日没が迫り、視界が悪くなったところ、「残り2ホールくらいで競技委員から『どうしますか?やりますか?』と聞かれた」という。「今日中に終わりたかった。あしたは雨予報。朝からの再開は厳しい。これくらいの暗さならやってしまおう」と、同伴競技者とプレー続行の意思を示した。

最終9番ではティショットから「球の出だしは見えるけれど、落ちどころは見えない」状態だった。残り147ydの第2打を8Iでピン左6mにつけた行方は「拍手で(グリーンにのったのが)分かりました」。普段よりも読みにくくなったスライスラインを外してパーとしたが、「(予選通過は)大きいですね」とニコリ。第2回のリランキングが2週後「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(宮城・利府GC)終了後に迫っていることもあり、胸をなでおろした。

1998年生まれで、日本女子プロゴルフ協会89期生の“黄金世代”のひとり。米ツアーで戦う畑岡奈紗とは同じ茨城出身で、幼いころから仲がいい。

昨年の最終プロテストは今週と同じ小杉CCで行われた。小滝は3日目を終えて2位タイにつけていたが、最終日に通過者でワーストの「75」をたたいて12位でフィニッシュ。「最終組で回ったのに…。(新垣)比菜ちゃんと『これ、大丈夫かな…』と言いながら終わったのを覚えています」と冷や汗ものでプロ入りした。「でも良い思い出が残っています。好きなコースなので。トップ10に入りたいですね」。残り2日で記憶をさらに良くしたい。(富山県射水市/桂川洋一)

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