鬼頭桜 プロフィールと戦績
2018年 日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯
期間:09/06〜09/09 場所:小杉CC(富山)
鬼頭桜は自らのアプローチでドン小西ウエアと契約
◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 初日(6日)◇小杉CC(富山)◇6605yd(パー72)
メジャーの初日首位に、23歳の鬼頭桜が割り込んだ。出だし1番でボギーをたたいてから、その後6バーディで「67」。4番(パー3)では6Iでピンそば1.5mにつけるなどショットでチャンスを多く作り、小祝さくら、申ジエ(韓国)、濱田茉優とトップの座を分け合った。
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昨年は賞金ランキング61位で終え、キャリアでベストシーズンとなったが、今季はここまで71位と低迷。なにせ昨季2度あったトップ5入りがまだ一度もない。「やるべきことをやる。シンプルに考えよう」と思い立ったのが、今後の出場権も気になり始めたこの夏のこと。「(3週前の)CATレディースからそうして、先週(ゴルフ5レディス)ようやく良くなった。今も続けている最中です」と、モヤモヤを断ち切ってプレーする姿勢を実戦中だ。
両手には赤の鮮やかな“3D”ネイルが光る。今季初のトップ10入りを果たした前週の開幕直前に、自宅のある名古屋市内で施した。1970年代に日本で放映された米アニメ「チキチキマシン猛レース」の犬のキャラクター“ケンケン”が散りばめられたこの日のウエアは、今季からサポートを受ける「フィッチェゴルフ(FICCE GOLF)」のもの。ファッションデザイナーのドン小西さんがプロデュースするブランドだ。岐阜・美濃加茂高出身の鬼頭は、同じ岐阜県を拠点にする同社に自らアプローチして契約をゲットしたという。
「結果を意識しすぎて、自分のスイングをミスしないように。結果を求めすぎないように」と穏やかに4日間を戦い抜く。(富山県射水市/桂川洋一)