ニュース

国内女子日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯の最新ゴルフニュースをお届け

89期生が生まれた場所 勝みなみは1年ぶりに小杉CCに

◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 事前情報(5日)◇小杉CC(富山)◇6605yd(パー72)

最近の国内女子ツアーを賑わせる“89期生”は、今年がプロ2年目の伸び盛りの若手選手たち。勝みなみ小祝さくら松田鈴英…。彼女たちが昨年7月に通過したプロテストが行われたのは今週、メジャー第2戦が行われる富山・小杉CCだ。

<< 下に続く >>

アマチュア時代の15歳でツアー優勝(2014年KKT杯バンテリンレディスオープン)を遂げた勝にとっても、当地の記憶は色あせていない。今大会の事前ラウンドでコースをチェックしているうちに「心境や打ったボールを思い出した」という。通過前の重圧から「手が震えて打てなかった。1mのパットを6回くらい外して…こんなにキツイんだと思った。パターが入らずに(帰りの)車で泣きました。泣きながら寝た」というのが約1年前。「早かったですね。1年どころか、4年くらい経っているような、遠い昔に感じます」と振り返った。

前週の「ゴルフ5レディス」でプレーオフ惜敗を喫した小祝さくらも、岐阜から富山入りして当時を懐古した。「私は一度、回ったコースを覚えていないタイプなんですけど、ここは覚えている。シビアなところにいたので、16番なんかは緊張して回った」という。

小祝は一方で「距離も長く、別のコースに感じる」と言ったのも当然のこと。プロテスト時は6397yd設定だったのが、今大会は6605yd(いずれもパー72)に伸びた。台風21号の大雨を含んだ80~90㎜設定のラフは元気いっぱい。さらにコースセッティングを担当した岡本綾子はピンポジションについて「全英リコー女子オープンを参考にした。イギリスの方がグリーンは硬いが、『エッジから3yd』といったような位置にカップを平気で切る時代になった」と厳しいものを予告した。

89期生22人のうち、今週は13人が出場する。勝は「プロテストのあの緊張感の中で、アンダーパーで回れた。気持ちよく回りたい」と意気込む。成長の証を自分たちに見せたい。(富山県射水市/桂川洋一)

関連リンク

2018年 日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯



あなたにおすすめ


特集SPECIAL

やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!
これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!