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2週連続で激突必至?鈴木愛と申ジエが首位争い

◇国内女子◇ほけんの窓口レディース 初日(11日)◇福岡CC和白コース(福岡)◇6292ヤード(パー72)

今週もこの2人が優勝争いの中心となりそうだ。賞金女王・鈴木愛と前週の国内メジャー初戦を制した申ジエ(韓国)。初日は鈴木が4アンダーの単独首位、申は1打差の3アンダー2位につけた。

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ここ3年ほど、5月から7月にかけて膝の痛みが出てくるという鈴木。「ここまでずっと痛くなるのは今年初めて。状態は良くないです」と、この日は左膝に予防のテーピングを巻いて出場した。「ショットもパットもたいして良くない」というが、それでもトップで上がってきた。

「ラッキーもあった」と謙そんするが、練習量に裏打ちされたショートゲームがその支えだ。1番(パー5)は3打目を1.5mにぴたりとつけ、2番も2mにつけてきっちり沈めた。6番では15ydのチップインバーディを決め、9番も20ydを直接沈めてパーを拾った。だが、それで満足はしていない。「このコースはショートアイアンでチャンスにつけられれば、もっとバーディが来ると思う」と、さらなる精度向上を目指している。

アップダウンがきつく、特に2打目以降のライによって負担が増す。すでに日曜日の雨予報も織り込み済みで、「下が悪くなると、膝への負担も増えてくる。練習量を減らしたり、対策しようと思う」と、週末に向けては身体のマネジメントも課題とした。

一方、申は「グリーンが硬かったけど、その割には良いプレーができた」と笑顔。韓国でも米国でも2週連続優勝の経験があり、「優勝すると油断して集中力が落ちることがあるけど、(今週は)そうでもない」と意欲満々。その理由の1つには、鈴木の存在もあるようだ。

「鈴木さんは今年、本当にすごいプレーを続けている。私にとっては目標というか、引っ張られる存在。すごく良いライバルだと思うし、一緒に良いプレーをしていきたい」と、今週も再びやってきそうな優勝争いを歓迎した。(福岡県福岡市/今岡涼太)

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