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プロキャリアの出発点 比嘉真美子「もっと強くなりたい」

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 3日目(5日)◇茨城GC西コース(茨城県)◇6715yd(パー72)

プロの称号を得た地で、初メジャータイトルへ食らいつく。ツアー通算4勝の比嘉真美子は2バーディ、4ボギーの「74」と落とし通算イーブンパーの4位。首位のイ・ジョンウン6(韓国)とは5打差にひらいたが「あすもボールの落としどころが大事になると思う。ただ差もあるから、18回バーディを狙っていきたい」と言葉に力を込めた。

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イと鈴木愛の日韓賞金女王と最終組で回ったムービングデーは「きのうからすごく楽しみにしていた」。この日アンダーパーはわずか3選手と厳しく仕上がったコースセッティングで、前半9ホールはパーを並べた。「ピンチもどうにか切り抜けて、安定してプレーできていた」と振り返った。

折り返しの10番でボギーをたたくと「結構忙しかったですね」と苦笑い。13番(パー3)からバーディ、ボギーと繰り返して、最終18番でもパーパットがカップをすり抜けた。1打足らず最終組の1組前になったが、「スコアはオーバーだったけどこの3日間で一番良かった。本当はもう一度(イと鈴木と)一緒にラウンドしたかったですけど、逆に最終組じゃないことでプレッシャーはないと思う」と前向きにとらえた。

「プライベートでもラウンドする機会がある。これまで5、6回は(個人的に)プレーしている」という茨城GCは6年前、プロとしての歩みを始めた場所。アマチュアとして数多くの実績をひっさげ同会場で行われた2012年のプロテストに合格。「東コースだったんですけど。ただそういう意味でも思い出深さはある」。ツアールーキーイヤーの13年に2勝を挙げながらも、その後は2年間スランプに陥った。15年にシードを逃し、食事をとれず体重が5kg減ったこともあった。

今季はすでに1勝をあげ、賞金ランクは鈴木に続く2位につける。パーオン率は全体1位(73%)と安定感も誇る。「きょう2人と一緒に回ってもっと強くなりたい、ゴルフがうまくなりたいって気持ちが大きくなった。学ぶことも多かったし、刺激になりました」と謙虚に語った24歳だが、そう簡単に今季2勝目を譲るつもりはない。(茨城県つくばみらい市/林洋平)

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