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過密日程の畑岡奈紗「さすがに眠くなってきた」

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 事前情報(2日)◇茨城GC西コース(茨城県)◇6715yd(パー72)

米ツアーを主戦場にする19歳の畑岡奈紗は、開幕前日にプロアマ戦で最終調整した。今季開幕戦の3月「ダイキンオーキッドレディス」以来、2カ月ぶりの国内戦。地元開催の大会に向け、「昔から馴染みのある大会。すごく思い入れがある」と力を込めた。

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過密日程での参戦。この日のラウンドを終え「きのうは(時差ボケは)大丈夫だと思っていたんですけど、少しホッとして、さすがに眠くなってきましたね」と、苦笑いを浮かべた。

前週の「LPGAメディヒール選手権」(レイクマースドGC/カリフォルニア州)で、米ツアーで初のトップ10入り(7位タイ)を果たし、そのまま米国を発った。1日(火)の午前5時前に羽田空港に到着。その足でコースに入り、9ホールの練習ラウンドをこなした。その後、都内のホテルで行われた前夜祭に出席し、「(米ツアーのための)荷物の入れ替えがあって」とコースから車で約40分の実家に帰宅した。

「きのうは練習を終えて前夜祭までの間も寝なかった」と、夜に6時間程度の睡眠を取っただけ。「飛行機でも寝ました。ただベッドではないので、寝ている感じはしているようなしていないような。調子は悪くないので、あとはしっかり体調を整えることかなと思います」と語った。

初出場する今大会への思い入れは、人一倍だ。ゴルフを本格的に始めていなかった小学生時代を含め計5度、観客として足を運んだ。「2010年にクラブハウスに入れてもらって、(優勝した)モーガン・プレッセルがハイタッチをしてくれた。それで米ツアーを目指したってことではないけど、すごく印象に残っている」と思い返した。

渡米前の3月には、このコースで練習ラウンドを実施。「そのときに比べてグリーンは速くなっている。マネジメントが大事になると思う。全体的に調子は悪くないので、スイングで課題になっているところを修正できれば。1日3つ、4つ(バーディを)出せたら良いと思う」と国内メジャー通算3勝目に向け、気を引き締めた。(茨城県つくばみらい市/林洋平)

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