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涙の堀奈津佳 2年9カ月ぶりの予選通過「申し訳なかった」

◇国内女子◇スタジオアリス女子オープン 2日目(7日)◇花屋敷GCよかわコース(兵庫県)◇6332yd(パー72)

ツアー2勝の堀奈津佳は第2ラウンドを1バーディ、2ボギーの「73」でプレー。通算5オーバー、カットライン上の45位で予選通過を決めた。2015年7月の「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」以来、実に約2年9カ月ぶりの決勝ラウンド進出に、思わず目に涙を浮かべた。

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第1ラウンドを終えた時点では41位。カットライン際でのプレーが続く中、堀は「練習で取り組んできたことを一打一打やろうと。スコアに関しては、もちろん、いいスコアで上がりたいというのはあったが、いつも通りの感覚を意識しました」と振り返った。レギュラーツアーでの予選落ちを31でストップ。「ここ何年かショットが良くなくて、少しずつ修正していましたね。やっぱり、プロゴルファーとしていい結果がでない現実に本当に申し訳なかった」と声を震わせた。

大会を主催するスタジオアリスとは2015年からスポンサー契約を結んでいる。「自分でもそこに対する気持ちは強かった」。17番ではティショットを池に入れながら、ボギーで切り抜けた。続く最終18番、外せば予選落ちという1mのパーパットは「会長、社長が見ている前でボギーをたたくわけにはいかなかった」と気合でねじ込んだ。

「きょうも朝からたくさんの人が応援してくれてうれしかった。あしたは久しぶりの最終日ですし、感謝の気持ちを持ってやりたい。たくさんの人に感謝しています」。予選36ホールでフェアウェイキープ率は46%、パーオン率は44%とまだまだ物足りない。それでも3年ぶりとなる最終日の切符に最後は笑顔を見せた。(兵庫県三木市/玉木充)

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