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点滴からの優勝争い 比嘉真美子は2打差追う

◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 2日目(24日)◇UMKCC(宮崎県)◇6505yd(パー72)

ツアー通算4勝目を狙う24歳の比嘉真美子が、首位と2打差の通算8アンダーの3位タイにつけた。今週初めに「胃腸炎のような症状」を患い、開幕前日に点滴をうって強行出場。体調は徐々に回復傾向にあり、「楽しみながら勝ちたいですね」と不安はないようだ。

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小春日和となったこの日は5バーディ、1ボギーの「68」。終盤17番では「凡ミス」と悔やむ3パットのボギーを喫したが、「ミスはそこぐらいで、良かったところはたくさんあった」と充実の表情だった。

体調不良は21日(水)と22日(木)がピークで「しんどかった」。発熱や吐き気があり、食事を摂ることすらできなかった。ほとんど何も食べずに臨んだ大会初日は、それでも4アンダーの好発進。「もちろん気持ち良くできたことはないけど、(不調で)逆に集中はできたのかもしれない。今季は開幕から調子は悪くなかったのに、いまいち上手くいっていなかったから」。

食事を摂れるほどに回復した昨夜は、釜揚げうどんを食べた。「宮崎にくると毎晩といっていいほど食べる」という好物を堪能し、「ラウンドで変わる部分はなかったけど、やっぱり食べられるって幸せ」とにっこり笑った。

19歳の三浦桃香がリーダーボードを引っ張り、新垣比菜原英莉花小倉ひまわりといったルーキーたちが優勝争いに加わる展開。「リズムや流れもいい。優勝争いや大勢のギャラリーの前でプレーすることで、シーズン開幕という実感が出る。かみ合えばいつでもこの位置で戦えるという自信はあったし、不安は一切ない。気負わずにやれればチャンスはくる」。若手にやすやすとタイトルを譲るわけにはいかない。(宮崎県宮崎市/林洋平)

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