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賞金50位以内じゃなくても大丈夫 来季リランキング導入で変わる仕組み

◇国内女子◇伊藤園レディス 初日(10日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉)◇6741yd(パー72)

昨年比1767人増となる3018人が訪れた大会初日。7アンダーをマークして首位に立ったツアー通算7勝の佐伯三貴と初優勝を目指す福田真未。現時点での賞金ランキングは福田が58位で佐伯が61位。来季の賞金シードとなる50位以内を確保することも、(出場選手が限られる最終戦までの)残り2試合での重要任務だ。

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なお、国内女子ツアーは来季からリランキングシステムを導入する。それに伴って、一部規定が変更となるので確認しておこう。

まず、次週「エリエールレディス」終了時点の賞金ランク上位50人の次点者5人と、ステップアップツアーの賞金ランク1位の者は、第1回リランキングまでの出場資格を与えられる(QTランク上位者の出場優先順位は、それに続く形となる)。

リランキングは年2回が予定されていて1回目は約半分の17試合が終わったあと。2回目はさらに12試合後の「日本女子オープン」開催前となる予定で、賞金シード以外の選手がリランキングの対象となる。つまり、賞金ランク55位以内に入っていれば、ファイナルQTに出場する必要はなく、来季前半戦の出場権を得られる “半シード”というようなステータスになる。

ちなみに、「エリエールレディス」終了時点の上位55人の次点者5人は、ファイナルQTの出場資格が与えられる。場合によっては、セカンドQTを失敗した選手も、この権利でQTに再挑戦することが可能となる。

2015年7月に右手首の手術をした佐伯は、2016年4月にツアー復帰を果たしたが、かつての強気のパットは影をひそめ、気付けばカップをショートすることも多かったという。だが、今週開幕前に伊藤園所属の塩谷育代プロから「タッチを強くしたら感覚が戻ってくるよ」と指摘され、この日は圧巻の26パット。「アドバイスがありがたかった」と微笑んだ。

来季の出場権を確保するためには、残り2試合が重要となる。それでも、「焦るとか、情けないとか、悲しいとかはない。こうなってしまったのは自分なので」と、ベテランらしくどっしりと受け止めて、残り2日も挑むつもりだ。(千葉県長南町/今岡涼太)

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2017年 伊藤園レディスゴルフトーナメント



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