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イ・ジウが臨時マネージャーから“本業”復帰 半年遅れのシーズンイン

◇国内女子◇サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント◇イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)◇6667yd(パー72)

「選手じゃん!」。初日のラウンドを終えたイ・ジウ(韓国)に、プロ仲間からそんな声が飛ぶのも無理はない。今季の前半戦は同郷のイ・ミニョンユン・チェヨンの臨時マネージャーとして裏方に回り、今大会でようやくレギュラーツアー初戦を迎えていた。

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知人から後輩2人のマネージャー業務を依頼されたのは、3月の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」が始まる1週間前のこと。当初は2~3カ月の予定だったが、適任者がなかなか決まらないことで期間も延び、ツアー会場での通訳からホテルの手配、送迎の運転などをこなす日々が続いた。7月に入り正式な担当者が決まったことで、ようやく“本業”への復帰となった。

昨年4月の下部ツアーで初優勝を飾り、今年で日本ツアー参戦11年目を迎えた31歳。臨時マネージャーを引き受けた理由には、「ツアーに出たい気持ちがなかった」という背景があったという。昨年末のファイナルQTを111位でツアー出場権を逃したことでモチベーションも低下。数試合は出場権が下りてくる見込みだったが、しばらくはプレーヤーから離れることを選んだ。

今大会は柏原明日架がスタート直前に欠場したことにより、ウェイティング1番目から滑り込みで出場の機会が巡ってきた。慌ただしくスタートした初日は「77」を叩いて出遅れ、「暑くて体力が続かなかった」とブランクを痛感したが、「楽しかった」という言葉も聞こえた。しばらくゴルフから離れたことも良薬となったのか、一時期の気力喪失からは抜け出せた感がある。

復帰初戦は通算7オーバーの86位で予選落ち。練習不足がたたり、本調子からは遠い状態であることは痛いほど自覚している。今後は、復帰からすでに2試合プレーしている下部ツアーを主戦場にしつつ、「今年はQTが大事だと思っているので、頑張っていきたいです」。しっかりと目標を見据えながら、本格的なシーズンインを迎えた。(茨城県阿見町/塚田達也)

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