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3週連続”逆転負け” 一番目指す笠りつ子にかかる重圧

◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース最終日(23日)◇マスターズGC(兵庫)◇6523yd(パー72)

願いを込めた8mのバーディパットは外れた。悔しそうな表情を浮かべたのは、その一瞬だけだった。残った50センチを沈め、笠りつ子は気丈に振舞った。18番グリーン上で、ともに敗れた鈴木愛アン・ソンジュ(韓国)と笑顔で握手した。

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首位タイから出ると3バーディ、1ボギー「70」で通算16アンダー2位。全美貞(韓国)に4打差を逆転され、1打差で優勝をさらわれた。

前日まで、迷わず振りぬくショットでピンに絡めてバーディを並べた。ボギーは1日1個。「67」「68」「67」と完璧に近い3日間だった。「納得のいくプレーができている」と充実感を口にしていた。だが、風も出て、厳しい位置にピンが切られた最終日。多くのホールでフェアウェイの中央に落としていたティショットが微妙にずれるなど、前日までのショットの正確性ではなかった。

前週「富士通レディース」も最終日を首位タイで迎えながら、終盤のミスショットで2位に終わった。36ホール短縮競技となった2週前「スタンレーレディス」も、暫定首位で最終日に入ったが、勝てなかった。3週続けての逆転負け。「緊張はしてなかった。楽しくやれている」。涙を見せることはない。だが、普段の歯切れの良い話し方も影を潜めた。一言ずつ考えるように話した。最後は「いっぱいいっぱい、だったんだよ!」と笑った。

今年は一番になりたい―。開幕戦で宣言した目標だった。昨シーズンは賞金ランク上位5人を海外勢が独占した。「ボミやアンちゃんは、本当に強い選手」と敬意を抱く。だが、日本ツアーを海外勢に席巻させるわけにはいかない。責任感から、「韓国勢に勝ちたい」とたびたび口にした。

その言葉通り、今シーズンの日本ツアーを引っ張っている。2勝を挙げた。トップ10入りは21回でツアー1位だ。賞金ランクも1位のイ・ボミ(韓国)に続く2位にいる。イとの差は、今大会の結果で約2900万円となった。「賞金女王は、まだ考えてない」というが、高額賞金大会のある終盤戦で逆転は可能だ。周囲からは、2013年以来の日本人賞金女王の期待をかけられる。

重圧との戦いが毎週、待ち受ける。「経験したことのない気持ちで、戦っている」。試合が終わると、どっと疲労感が残る。だが、弱音は吐かない。「わたしも下(下位争い)を見てきて、今は違うところでやれている。すごい経験ができている」

次週は出場せず、4月の震災以来、初めて地元の熊本県に帰る。復興の途上にある郷里で英気を養い、また過酷な戦いに身を戻す。(兵庫県三木市/林洋平)

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