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前週は母国V! テレサ・ルーは難コースに「ちょっと自信がある」

◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯◇登別カントリー倶楽部(北海道)◇6750yd(パー72)

6月末の「アース・モンダミンカップ」から約2カ月半。リオ五輪を含む海外転戦を続けていたテレサ・ルー(台湾)が、ディフェンディングチャンピオンとして久しぶりに国内女子ツアーに戻ってきた。

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「緊張する・・・」と照れながら記者会見に臨んだルーだが、「今週はコースが難しい。そんなに攻めなくていいし、パーセーブが大事になるので、それならちょっと自信があります」と、国内女子ツアー史上最長の難コースを歓迎した。

「調子が良くて、天気も良かったら、1日3アンダーか4アンダーくらいかな」と目標スコアを想定するが、「ショートホール以外は全部難しい。ラフに入った時点でアウトだし、ボギーは絶対に出るコース」と、150~160ミリに設定された深いラフへの警戒は怠らなかった。

連覇を目指すルーの気持ちを後押しするのは、前週に母国で行われた台湾女子ツアー「CTBCレディースオープン」での優勝だ。最終日が悪天候のため9ホールに短縮された3日間45ホール大会で、首位と4打差で出た最終日にスタートホールの1番からイーグル、バーディ、パー、バーディ、バーディと爆発して、鮮やかに逆転した。

「今年は(国内開幕戦の)ダイキン以来、優勝出来ていなかったけど、先週の優勝で結構自信になった」という。CTBC(中国信託商業銀行)は自身のスポンサーでもあり、母国での2年ぶりの優勝は格別の味わいだったことだろう。

「今年は運がちょっとないかなと思うけど、自分がやることをやったら結果はあとからついてくる。平均ストローク60台という目標に向けてもまだまだやるべきことがあるから頑張りたい」と、あらためて自分の足元をしっかりと見つめていた。(北海道登別市/今岡涼太)

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