2000万円で落札されたテレサ・ルー画伯の油絵 ※画像はテレサ・ルーのfacebookより

国内女子ツアーの今季初戦「ダイキンオーキッドレディス」は3日、沖縄県の琉球GCで開幕する。ディフェンディングチャンピオンは、昨季5勝を挙げて賞金ランク2位で終えたテレサ・ルー（台湾）。ツアーでは前人未踏の平均ストローク60台を今季の目標に上げるとともに、現在世界ランク20位で、母国代表の有力候補に目される8月開催のリオ五輪にも「行きたい！すごく楽しみ」と意欲を示した。

そんなルーが趣味としているのは、1年ほど前から始めたという絵画。このオフにも「たくさん描いた」と、今やライフスタイルの一部ともなっている。かなりの腕前であることは一部で知られていたが、会見の席上で驚きの報告があった。今年1月に行われたルーのスポンサーが主催するチャリティコンペで、自身が描いた油絵が500万台湾ドル（当時のレートで約2000万円）で落札されたというのだ。

玄人裸足の絵画へのこだわりを明かしたテレサ・ルー

ゴルフ場でプレーする自分自身と愛犬のウェスト・ハイランド・ホワイトテリアを描いたもので、キャンパスサイズは12号（高さ606ミリx幅410～500ミリ）。製作に1カ月ほどかかったという力作に驚きの高額がつき、「本当に嬉しかった」と目を細めた。チャリティ額は、「台湾のお金持ちじゃない子供たちに食事を摂らせる」目的で寄贈されるという。（沖縄県南城市／塚田達也）