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リオ五輪に未練なし!渡邉彩香が得意コースで首位発進

世の中がリオデジャネイロ五輪一色のムードに染まる中、女子ゴルフ代表の座を惜しくも逃した渡邉彩香が気を吐いた。国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の初日に8バーディ、2ボギーの「66」でプレーし、6アンダーの首位タイ発進を決めた。

前年大会の2日目には、いずれもパー5の16番で生涯初のアルバトロス、5番でイーグルを奪う快挙を遂げたメモリアルな舞台。「コースも好きだし、イメージも良い。きょうはもっと(スコアを)出せたと思う」。好相性を改めて感じさせる、余力を残してのビッグスコアだった。

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悔いを残したのは前半9番のパー5。2オン狙いの2打目を右サイドにせり出す木の枝に当てて3オン3パットのボギーとし「ダボを叩いたくらいの気持ちだった」。そんなミスにも流れを切らさず、加速につなげるのが今の渡邉の強さだ。10番から2m、10m、3mを決めて3連続バーディを奪うと、16番では2オン2パットとして8つ目。伸ばし合いが続くリーダーボードを一気に駆け上がった。

連日のように日本のメダルラッシュに沸き、前日からは男子ゴルフも開幕したが「今は悔しさよりも(2020年の)東京で行きたい気持ちの方が強い」。一歩及ばなかった失望をモチベーションに転化して消化し、まずは今週の優勝だけを目指す。まっすぐな気持ちで得意コースと対峙している。(長野県軽井沢町/塚田達也)

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2016年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント



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