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大山志保、父の76歳誕生日に“若作り”バッグと首位浮上のプレゼント

大山志保の一挙手一投足に地元ファンの大歓声が上がる。宮崎県で開催されている「LPGAツアー選手権リコーカップ」3日目、首位と1打差3位から出た大山は4バーディ、2ボギーの「70」でプレーして、通算4アンダーで単独首位に立った。

1バーディ1ボギーで折り返した後半10番。5mを沈めてガッツポーズを作ると、続く11番(パー5)では第3打をピン手前1mにつけて2連続で勢いに乗った。

会心のパーセーブは16番(パー3)。ティショットを左に曲げると、ボールは木の根元に止まりピンチを迎えた。だがこのアプローチを約1.5mに寄せてパーセーブ。「しっかりまっすぐ打たないと入らない」と、例年よりも芝目が強い高麗グリーンを攻め続けた。

この日は、父・晃(あきら)さんの76歳の誕生日。事前に洋服とバッグをプレゼントした。少しでも若作りしてもらおうと、選んだのは高級ブランドのDolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)の物だ。「気に入ったらそればっかり持つ」という晃さんは、娘からもらったそのショルダーバッグをぶら下げてプレーを見守った。「(きょうのスコアも)最高の誕生日プレゼント」と笑顔を見せた。

前週の「大王製紙エリエールレディス」を休みに充てた大山は一足先に地元へ戻り、宮崎市のフェニックスCCで行われた国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」を観戦した。宮崎出身の甲斐慎太郎、昨年の「Hitachi 3Tours Championship」で交流を深めた竹谷佳孝、米ツアーからスポット参戦した松山英樹らのプレーを観戦したという。

「ミスしても前を向く、応援したくなるようなひたむきな姿勢を見て、見習うべきだと思った。下を向いてはいられない。良いプレーをしてファンの声援に前を向いて応えたい」。自らのコースでの振る舞いを振り返り、今週から実践。声援が大きな力になっている。

「こんなにゴルフが楽しいと思ったのは(5位に入った)6月の『全米女子オープン』以来。精神状態は変わらずフラットだし、良いプレーをしているときはいつもこう」。2年ぶりの大会3勝目の予感は少なからずある。(宮崎県宮崎市/糸井順子)

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