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同じことを2度したら…アン・ソンジュ、キャディ務める夫に届かぬため息

静岡県の伊豆大仁カントリークラブで開幕した「センチュリー21レディス」の初日、昨季賞金女王のアン・ソンジュ(韓国)が、8バーディノーボギーの「64」でラウンドし、8アンダーで首位に立った。昨年、自身と香妻琴乃がマークした「65」の大会コースレコードを1打更新した。

スタートの1番をバーディ発進として勢いに乗ったアンは、3番で3m、4番、5番でいずれもピンそば1.5mにつけて3連続バーディとした。チャンスホールの中で、この日一番長い距離となったのは5m。「ウェッジショットが冴えた」と、ピンに絡めてトータル8つのバーディを奪った。

前週の「サマンサタバサ・レディース」に続き、今週アンのバッグを担ぐのは、夫のキム・ソンホさんだ。梅雨明けをはさんで厳しい暑さとなった関東、中部地方。10キロを優に超えるキャディバッグを担いで1日18ホールを歩くのは、プロキャディですら重労働だ。アンは「初日はまだ良かったけど、暑さと疲れで、慣れない夫は集中力を欠いてきて、グリーンの読み間違えなどが数ホールあった」とこぼした。

そんな中、12番(パー5)ではティショットを左に曲げ、ラフの中へ。アンは第2打を手前に刻み、安全策を採るかどうか悩んでいた。その場面で、ソンホさんはすかさず3Wを手渡してきたというのだ。アンはちゅうちょし「あなたは男だから力もあるし、ウッドで振り抜けるけど、さすがに私の力ではちょっと…」。

だが、夫も譲らない。ついに根負けしたアンは3Wで第2打を放ったが、グリーン手前のバンカー、しかも足場の悪いライへと消えた。「ほれ見ろ」とアンが言ったか言わないかはさておき、ソンホさんが掛けた言葉は「アンはバンカーショットが上手だから大丈夫」。(大丈夫じゃないよ…)とアンが思ったかどうかはいざ知らず、何とかパーでしのいだ。

ソンホさんは次のホールのティグラウンドで「もう何も言いません」と反省の様子を見せたというが、同じような状況に陥った16番でも、なぜか再び3Wを手渡してきたという。「今年の冬はトレーニング頑張ろう、って言われました」。

結婚から8カ月。倦怠期にはまだ早いものの、仲睦まじい夫婦にもプチ夫婦げんかは起きる。かわいいノロケ話の一つかもしれないが、アンのついた深いため息がこの日、夫に届かなかったこともまた事実だ。(静岡県伊豆の国市/糸井順子)

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