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上田桃子は16位発進も…再び“爪”のトラブル

兵庫県の六甲国際GCで開幕した「サントリーレディス」初日、上田桃子が2アンダーにまとめて16位につけた。前週の日曜日に自宅のドアで左手の人差し指を挟んで裂傷を負ったといい、グローブを外すと指先に絆創膏が巻いてある手負いの状態。今年4月には右足親指の爪を負傷しており、再び爪のトラブルだ。

開幕前日のプロアマ戦は、爪の痛みに耐えかね、同組のアマチュアに「迷惑をかけてしまう」と3ホールを終えて途中棄権したほどで、本戦出場も危ぶまれていた。今朝の練習で「痛みはだいぶ改善されて、何とか打てるようになった」とゴーサイン。その初日を4バーディ2ボギーの「70」で、首位に7打の無難な滑り出しを見せた。

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特に「アイアンショットのインパクト」で痛みが走ったという前半はピンチの連続だった。スタートホールの10番から5ホール続けてグリーンを外したが、11番、12番と3m前後のパーパットを決めてリカバリー。15番をボギーとしながらも17番以降は4バーディ(1ボギー)を奪って、「この手でよくガマンできた」と胸をなで下ろした。

上田は4月、ホテルの部屋で右足親指の爪を痛め、「フジサンケイレディス」から2試合の欠場を強いられたばかり。復帰戦の「ワールドレディスサロンパスカップ」から3試合連続でトップ5に入り、賞金ランクを4位まで押し上げてはいるが、何かとケガがつきまとうシーズン前半となっている。

「自業自得な感じです…」と話す表情に疲労感を漂わせた。(兵庫県神戸市/塚田達也)

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2015年 サントリーレディスオープン



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