申ジエが首位堅守 木戸愛がイーグル締めで1打差に浮上
2015年 サイバーエージェント レディス
期間:05/01〜05/03 場所:鶴舞CC(千葉)
菊地絵理香が藤田光里の初優勝を歓迎する2つの理由
初日に比べてやや強い風が上空を舞った、国内女子ツアー「サイバーエージェント レディス」の2日目。停滞が続いたムービングデーのリーダーボードを、15位から出た菊地絵理香が静かに浮上した。この日3バーディ、2ボギー「71」でプレーし、通算1アンダーで気が付けば5位。首位と4打差は、2週間前のツアー初優勝に続く今季2勝目を狙えるポジションだ。
自身の初優勝に続いて、前週「フジサンケイレディス」では同じ北海道出身の藤田光里が初優勝。「北海道の選手は少ないので、2人で盛り上げていければいい」と笑顔で話したが、菊地が藤田の優勝を歓迎する理由は、同郷選手の心強さとともに、もう1つある。自身の初優勝の反響がすっかり収まり、落ち着いた日常を取り戻せたことだ。
<< 下に続く >>
「藤田さんが勝ってだいぶ盛り上がったので、注目がほとんど藤田さんにいったことでゴルフに集中できています。だいぶ一段落した感じはありますね」
もともと目立つことを嫌う性格。現時点で賞金ランク1位のポジションにも「居心地は…あまりよくないです。上にいることが奇跡的な感じなので、もういいです」と、聞いた報道陣の方がドギマギするほどの淡泊さだ。
4打差で首位を走るのは実力者の申ジエ(韓国)という展開もあり、最終日は「5位狙いです」と目標も控えめだ。1つのミスが展開を大きく左右する難コースが舞台。勝利の味を忘れずにいれば、苦手なスポットライトを再び浴びる可能性は十分にある。(千葉県市原市/塚田達也)
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!